シン・スタンダード

谷口たかひさ著

好きな美容ブロガーさんが紹介されていたので、読みました。(先月/2024年7月)

途中、著者の写真が、ちょいちょい入ってくるのが気になりますが、内容は面白いです。
なんと言っても、字が大きめ、行間が空いていて読みやすいです。

日本で生まれ育ち、日本の常識に何となく疑問を感じることがある方だけではなく、
日々、不満はあるけど疑問とか、感じたことがないという方にもおすすめです。

海外の政策、考え方で日本と異なる点があげられていますが、
著書も記しているとおり、100%海外を見習おう、という内容ではないです。
表面的なところだけを日本にもってきても、上手くいかないこともあります。

「表面的なところ」だけ、日本に移行した例として男性の育休取得。
内情が追いついておらず、現場に負担がかかっており、それが当然とされている職場もあります。

私は、上司に北欧を始め、海外の育休取得の仕組みをの話をしたら、
はぁ?という顔をされました。
更に、「子供は、国の宝だから、皆で負担を負う。」みたいなことを言われ驚きました。
会社の制度の話をしている場で何を言っているのだ?
で、あなたは、その穴が空いた分、何もしないですよね?

国、都道府県の政策、企業の制度を決める方々、最終的な決定権がある方には、

制度や仕組みは、使う人の能力に依る。

ので、それなりの人材を用意していただき、

利点のみだけではなく、そこから生じる可能性がある問題点も予測、
必要に応じて事前に対策を立てる。
トータルでプラスになる方向で進める。

で、お願いしたいです。

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