「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」

渋谷ヒカリエ9FヒカリエホールAで開催中の「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」に行ってきました。

渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホールA

渋谷ヒカリエのへのアクセスは、サイトを見るのが確実、そして早いです。
各線が乗り入れているので、便利ですが、東京メトロ銀座線から迷いやすいのは私だけでしょうか。

 東京メトロ銀座線の場合は、
  進行方向の一番後ろの車両に乗ります。改札を出たら右です。

外に出たら左へ少し歩き、左手にある建物がヒカリエです。

会期・開館時間など

会期:2023年7月8日(土)−8月23日(水)
開館時間:11:00−20:00
     休館日なし

私は、土曜日の14:15頃に入館しましたが、入場者はまあまあ多かったです。
展示室内には規制なく入れます。
展示の最初の方は、展示を観るのにやや待つことがありましたが、
何故か後半はゆとりがありました。
15:15頃に会場を出ましたが、フロア自体にそこそこ人がいました。

イヤホンガイドなど

イヤホンガイドは、ありません。

荷物は、コインロッカーで一時保管できます。
100円硬貨を用意しておくとよいです。100円は戻ってきます。
コインロッカーはお手洗いの正面にあります。

 会場内、写真撮影可能です。
 また、展示室を出たところで関連グッズの販売をしています。

(私的)見どころ

アンリ・カルティエ=ブレッソンを背後から捉えた一枚

 写真に撮られることが嫌いな先輩をパシャリ 

そして、アンディ・ウォーホールのシャツの袖
袖を見ていただきたく、カルティエ=ブレッソンだったら、
ブチギレしそうな感じで写真を加工(切り取った)しました。おしゃれー。
何故、片方だけ折っているのか、と思いますが、折っていない時の袖も素敵だからでしょうか。

ライターの売りとも言える、カラー写真が出てこず申し訳ないのですが、
こちらの女の子も魅力的です。
ただのいい子ちゃんではなく、意思が強めに出るのはフランス女性だから?

そして、こちらも好きです。ブロックで作られた道の模様が素敵です。
慈照寺銀閣の枯山水のような

ライター何がすごい?

「ハーパース・バザー」に起用され続けたこと。
中国美術、日本美術への関心が写真でも生かされているところ。
ヘレン・フランケンサーラーの縮小版のような絵画作品も癒されます。
展示の妙で、写真とリンクしている感が伝わってきました。

 抽象画なのに、何故か分かりやすいです。
 絵を見てタイトルを想像してから確認すると、まあまあ近いのです。 

ご本人が言うように、写真または絵画のどちらかに注力した方が売れたかも。

「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」から広がる世界

雪の中を歩く人のモチーフが葛飾北斎、川瀬巴水などと言われますが、
私は小村雪岱を思い浮かべました。

他の作品も含めた構図の取り方、そこにあるものをフレームとして
空間を区切る構成が近いと感じるかもしれません。

ファッション写真のライターと本の装丁を得意とした雪岱のお互いの評価を聞いてみたいです。
(上の写真は今回は展示されていません。)

今回の展示では、最後に10本のスライドショーを見ることができます。
体力を残しておくことをお勧めします。
因みに、私は出口に近いスライドが一番好きです。

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